クラシック・インフォメーション
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父シェーンベルグ・シャームエルは代々ハンガリーのノーグラード県セーチェーニに住むユダヤ人で、
靴屋を営んでいた。母パウリーネ・ナーホトもプラハ出身のユダヤ人だった。
そんな両親の元で1874年、ウィーンにて生誕。キリスト教徒として育てられる。
8歳よりヴァイオリン、その後チェロを独学で学ぶ。
15歳の時、父が亡くなり、経済的に立ち行かなくなった彼は、地元の私立銀行に勤め始め、
夜間に音楽の勉強を続けていた。1933年、ユダヤ教に再改宗する。
初期は「ペレアスとメリザンド」や「浄夜」などで、後期ロマン主義の作品を書いていたが、
その著しい半音階主義によってやがて調性を放棄し、新しい方法論を模索するようになる。
次第に調性の放棄=無調による作品を志向するようになっていき、
「グレの歌」はそんな彼の代表的作品である。1900年から書き始め、1910年に完成した。
一方、「5つの管弦楽のための小品」やモノドラマ「期待」で、無調へと大きく踏み出し、
「6つの小さなピアノ曲」で、調性をほぼ完全に放棄するに至る。
この実験の中から傑作「ピエロ・リュネール」が生まれる。
ただ、まだ時代は無調の音楽に対する準備が出来てなく、社会に積極的に受け入れられはしなかった。
そして1910年代後半、ついに12音技法を確立する。
一つの音の繰り返しもない12の音を平等に使ってメロディーを作るがごとく並べた音列を半音ずつ変えていって
12の音列を得る。そしてその反行形(音程関係を上下逆にしたもの)を作りそこから12の音列を得る。
更にそれぞれの逆から読んでいく逆行を作り、基本音列の逆行形で12の音列を、
そして反行形の逆行形で12の音列を得ることで計48の音列を作り、それを基にしてメロディーや伴奏を作る。
一つの音楽に使われる基本となる音列は一つであり、別の音列が混ざることは原則としてない。
したがって、この12音技法は基本となる音列が、調性に代わるものであり、またテーマとなる。
そして音列で作っている限り、音楽としての統一性を自然と得られる仕組みとなっている。
第二次世界大戦中より、ナチス・ドイツから逃れてアメリカに亡命する。
移住後も南カリフォルニア大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて教育活動を精力的に行う。
1951年7月13日、喘息発作の為、ロサンゼルスにてこの世を去った。
弟子にはベルク、ヴェーベルン、ジョン・ケージなどがいる。
生涯
生没年: 1874年9月13日 誕生
1951年7月13日 没(享年77歳)
出身地: オーストリア/ウィーン
Arnold Schoenberg
| 主要作品一覧 | |
| <オペラ> | |
| 期待 | 1909年 |
| <管弦楽曲> | |
| ペレアスとメリザンド | 1903年 |
| 浄夜 | 1899年 |
| <歌曲> | |
| 月に憑かれたピエロ | 1912年 |
| グレの歌 | 1910年 |