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「ロシア五人組」の1人として有名なボロディンは、
1833年、サンクト・ペテルブルクにグルジア人貴族ルカ・ゲデヴァニシヴィリの非嫡出子として生まれる。
ボロディンは、ピアノの稽古を含めてすぐれた教育を受け、化学を専攻し、軍医として働いた。
作曲は1863年にバラキレフと出会うまで正式に学んだことがなかった。
ちなみに、ボロディンは生涯、本職は化学者として生きており、
特にアルデヒドに関する研究によって、非常に尊敬されていた。
求核付加反応の一つであるアルドール反応を発見した化学者としても有名で、
ボロディン反応(ハロゲン化アルキルの合成法、ハンスディーカー反応の別名)に名を残している。
よって、化学の合間、手の空いた時間に作曲をしていた。「日曜作曲家」であった。
1863年にバラキレフに出会い、しっかりとした音楽の勉強をする。
1869年、歌劇《イーゴリ公》に着手。
「だったん人の踊り(韃靼人の踊り)」と「だったん人の行進(韃靼人の行進)」は、この《イーゴリ公》が出典である。
ボロディンは本職の化学者や公務の軍医に忙殺されて、生前この作品を完成できなかった。
そのため、没後にリムスキー=コルサコフとアレクサンドル・グラズノフにより補筆と改訂が進められた。
1887年に急死。謝肉祭の週間に、数人の友人を呼んで上機嫌に歌って踊って楽しんでいたが、
突然にひどく青ざめて卒倒したと言われている。
サンクト・ペテルブルクのアレクサンドル・ネフスキー大修道院のチフヴィン墓地に葬られている。
生涯
生没年: 1833年11月12日 誕生
1887年 2月27日 没(享年53歳)
出身地: ロシア/サンクト・ペテルブルグ
Alexander Porfir'evich Borodin
| 主要作品一覧 | |
| <オペラ> | |
| イーゴリ公 | 1887年 |
| <バレエ> | |
| 交響詩 「中央アジアの草原にて」 |
1880年 |